まちスポーツ・文化New Business,New Happiness

地域とともにまちの魅力を創造

住んでみたいと思うまちにするには、まちに魅力があり、暮らす人々が豊かさや幸福感を感じられることが必要です。そのために、スポーツや文化の充実を図ることがたいへん効果的です。地域のスポーツチームや祭りは、自らのアイデンティティを再確認し、一体感、連帯感を感じさせてくれる場となります。家庭や職場、友人同士など地域に明るい話題を提供すると共に世代を超えた交流を生み出し、地域の結びつきを強くする「地域愛」「郷土愛」を醸成し、地域を活気づけてくれます。また、地域にプロスポーツ団体が存在することで、国内トップレベルの試合や国際舞台で活躍する選手が身近な存在となり、子どもたちや若者が夢を持つことができるようになります。NSGグループでは、スポーツや祭りへのサポートを通じて、まちの魅力づくりに取り組んでいます。

スポーツを通じて地域を活性化

かつてサッカー不毛の地と言われた新潟に、1996年、アルビレックス新潟が誕生しました。NSGグループ代表の池田は初代代表取締役社長を務め、人気チームに育て上げました。アルビレックス新潟は、新潟の人々がチームの勝敗に一喜一憂できる存在となり、家庭や職場、友人知人、地域の人々の間で世代を超えた共通の話題となっていきました。サッカーに始まったアルビレックスは、バスケットボール、野球、チアリーディング、スキー・スノーボード、陸上競技、レーシングチームと多岐にわたっています。いずれも「地域密着型」のビジネスモデルによる地域全体で支えるスポーツチームです。チームのあり方は地域の心を一つにまとめ、まちづくりの一翼を担っています。また、トップチームからは世界で活躍する選手も生まれ、シンガポールのプロサッカーリーグにも参戦するなど、国内外に新潟の名を広めています。NSGグループもそれら「アルビレックス」を一貫して応援してまいりました。今後もアルビレックスのサポートを通じて、地域の活性化に取り組んでまいります。

多種多様なスポーツ

サッカー

アルビレックス新潟

スタジアムをオレンジに染めるたくさんのサポーターと共に戦う姿は「新潟の奇跡」と呼ばれる。リーグでも屈指の熱い声援を受け、J1リーグ再昇格を目指す。

アルビレックス新潟レディース

2006年「なでしこリーグディビジョン1」に昇格。女子サッカーの普及と発展を理念に、歩みを進めている。

アルビレックス新潟・S

2004年からシンガポールのプロサッカーリーグ「S-league」に参加。2017年にもリーグカップ戦含むシンガポールリーグ4冠を2年連続で達成。

アルビレックス新潟バルセロナ

2013年スペイン・バルセロナに誕生。選手はプロとしての夢を追うと共に、語学力を磨き、国際人としてのキャリアを積む。

バスケットボール

新潟アルビレックスBB

日本初のプロチームとして2000年に誕生。2016年からバスケットボールリーグBリーグ1部B1に参戦。


アルビレックス新潟BBラビッツ

2011年に発足。地域密着型のビジネスモデルを初めて導入し、Wリーグに参戦。


福島ファイヤーボンズ

島県初のプロバスケットボールチームとして、2013年に結成。現在はBリーグ2部B2に参戦し、B1昇格を狙う。

野球

新潟アルビレックス・ベースボール・クラブ

2007年にスタートしたプロ野球独立リーグ「BCリーグ」で、野球事業を通じた地域活性化・地域貢献を理念に掲げ活動。

陸上

新潟アルビレックスランニングクラブ

世界で活躍するトップアスリートの育成と共に、小学生から一般人までクラブ員として活動している。

スキー・スノーボード

チームアルビレックス新潟

2004年に結成されたアスリート集団。オリンピックやFISワールドカップへの出場、上位入賞を目指す。

チアリーディング

アルビレックスチアリーダーズ

2001年に発足の日本初のプロフェッショナルチアリーディングチーム。アルビレックスの試合に花を添える。

レーシング

アルビレックスレーシングチーム

2010年にスタート。2016年よりF1への登竜門になる全日本F3選手権に参戦し、表彰台に上るなど活躍を見せている。

祭りを通じて地域を活性化

新潟には毎年9月中旬に3日間にわたって行われる「にいがた総おどり」と8月24日に行われる「明和義人祭」という2つの祭りがあります。NSGグループでは、この2つの祭りへのサポートを行っています。2002年に始まったにいがた総おどりは、約150年前の新潟に伝わる踊りを現代に復活させたもので、3日間で参加団体250団体、踊り子総勢1万5000人、観客動員21万人を超える祭りに成長しました。また2008年に始まった「明和義人祭」は、町人自治を打ち立てた涌井藤四郎と岩船屋佐次兵衛という2人の義人を奉るものです。地元商店街と協力し、今では商店街全体を終日通行止めにして行う地域の一大イベントになっています。祭りは老若男女関係なく参加するものです。そこには日常の中ではなかなか見られない新しい交流が生まれます。そして、参加した人々の間に一体感を生じさせます。NSGグループでは、祭りなどの文化活動のサポートを行うことで、まちの魅力づくりにも取り組んでいます。

商店街とともに地域の歴史を顕彰

NSGグループ本部のある新潟市中央区の上古町(古町1〜4番町)商店街では、毎年8月下旬に「明和義人祭」を開催してきました。 2018年にはさらに古町5番町・6番町商店街も実行委員会に加わり、祭りを盛り上げました。2人の義人を顕彰するこの祭りも10回以上となり、夏の終わりの風物詩として、 子どもから大人まで、地域で広く親しまれています。

市民の思いが日本最大級のダンスフェスティバルへと成長

HIPHOP、ジャズ、よさこい、チア、民族舞踊、フラメンコ、サルサ、体操、創作ダンス…… にいがた総おどりでは、日本全国・海外からの参加者が、 あらゆる踊りを披露しています。年々、参加者、観客数を伸ばし、2019年には市内7会場での開催を予定。この取り組みは、 “地域活性の大きな力"として「第20回ふるさとイベント大賞優秀賞」をはじめ、数々の名誉ある賞を受賞しています。(写真提供:新潟総踊り祭実行委員会)

「第2回日本サービス大賞 地方創生大臣賞」受賞

NSGグループが応援するアルビレックスグループは、 2018年、「第2回日本サービス大賞 地方創生大臣賞(※)」を受賞しました。

この賞は「優れたサービスをつくりとどけるしくみ」を表彰対象とし、「受け手の期待に対する達成度」「サービスをつくりとどけるしくみ」 「サービス産業の発展への寄与」を審査基準としています。アルビレックスグループは「新潟県内を中心とした地域密着型のスポーツクラブで、日本で唯一、 7種目のスポーツでジュニアからトップチームまでを整備し、世界レベルの選手を輩出するなど新潟のブランディングにも貢献。“アルビレックス" とブランドを統一しながらも競技特性に応じて独立採算制で運営、スポーツを『する』『観る』だけでなく『支える』『繋がる』というニーズにも応えることで、 企業スポーツではない地域密着型の運営を実現し、スポーツ文化の醸成と地方創生に貢献しているサービスである」と評価されました。

※主催:公益財団法人日本生産性本部、サービス産業生産性協議会
後援:総務省、厚生労働省、農林水産省、経済産業省、国土交通省

シェア